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古民家リフォーム・リノベーションの
費用相場・事例
古民家再生実績北陸No.1の喜多ハウジングが古民家再生リフォーム・リノベーションについて紹介していきます。おしゃれな古民家リフォームの施工事例や改修時の注意点・費用、一般的な予算など、どの程度なのでしょうか。また、補助金や助成金の利用についても解説します。どうぞご覧ください。
おしゃれな古民家リフォームの実例
喜多ハウジングが手がけた実際の古民家を
リフォーム・リノベーションを行った事例について見ていきましょう。
古民家のリフォームを検討している方は、施工イメージの参考にしてみてください。
古民家再生リフォームで原点復帰~日本遺産の北前船文化を継承~
古民家再生リフォーム前のお施工主様の
お悩み・ご要望
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おえの間と洋室を、孫のために
使いやすくしたい。 -
暖かく、丈夫な空間にしたい。
解決方法・工夫点
広い玄関に既存の大戸で、間仕切りを設けました。長い年月の中で手を加えて変化した玄関スペースは原点復帰しました。大事にしてきた住まいが令和の時代で魅力的に生まれ変わりました。代々大切に受け継がれてきた住まい、古民家ならではの雰囲気を楽しみながら暮らしていきます。
リフォーム概要
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リフォーム前
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リフォーム後
母屋で家族団らん~九谷五彩をあしらう~
古民家再生リフォーム前のお施工主様の
お悩み・ご要望
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はしごのような階段が急で使いづらい。
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田の字型の和室の母屋を
ほとんど使ってない。 -
寒さ・暗さを解消したい。
町屋再生リフォーム解決方法・工夫点
母屋の和室にLDKを新しく作り、広く明るい空間に家族が集まれるようになりました。
階段を家具で掛け替え、玄関とリビングのアクセントとして使いました。
リフォーム概要
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リフォーム前
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リフォーム後
我が家の3Rリフォーム~Reduse・Reuse・Remake~
古民家再生リフォーム前のお施工主様の
お悩み・ご要望
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年老いたお母さまが暮らしていた家は
現在空き家となっている。 -
傷みがひどいが、大切な家なので
守っていきたい。
古民家再生リフォーム解決方法・工夫点
築20年の隣の家に住むご夫婦のセカンドハウスとして活用することを考慮し、大規模に減築し維持管理しやすくした。
古民家の趣を残すため、既存の立派な梁や柱はそのまま生かし、建具は塗装し直しリメイクしたり、壁に埋め込んだりした。
土蔵解体時に出た廃材で薪として使用できるものを選別し、リビングに新たに設置した薪ストーブの燃料として再利用した。
リフォーム概要
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リフォーム前
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リフォーム後
夕日ここに落ちて~田の神が宿る家~
古民家再生リフォーム前のお施工主様の
お悩み・ご要望
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現在は2階中心の暮らしだが、
1階を中心とした生活としたい。 -
居間は暗く日常は使ってない。
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日本舞踊の会が年に一度開催され、約60人が
居間と仏間に集まり、
集会や舞を披露する。 -
玄関ホール・居間を素敵に
「おもてなし」の空間としたい。 -
耐震に不安がある。
古民家再生リフォーム解決方法・工夫点
寝室と居間を、明るく快適に過ごせるようにプランを提案。
玄関に耐震壁を設けて耐震性をUPしました。
リフォーム概要
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リフォーム前
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リフォーム後
喜多ハウジングの
古民家再生リフォーム施工事例
喜多ハウジングが実際に施工して再生した
古民家再生事例をご覧ください。
古民家再生リフォーム事例の掲載数は
70事例以上です。
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小松市K様 古民家再生リフォーム事例
町家の趣を残すことができました。
詳しくはこちら -
高岡市S様 水まわりリフォーム事例
パリアフリーと断熱で古民家でも過ごしやすくなりました。
詳しくはこちら -
高岡市I様 富山の施工事例
思い出のある古民家の良さを残しつつ、子育てのしやすい環境を整えることができました。
詳しくはこちら -
鹿島郡中能登町M様 古民家再生リフォーム事例
築140年の古民家がセカンドハウスとして再生しました。
詳しくはこちら -
小矢部市T様 富山の施工事例
光が差し込む明るいお家になりました。
詳しくはこちら -
坂井市 H様 おうちまるごとリフォーム事例
断熱性、耐震性、デザイン性をリフォームで叶えられ満足です。
詳しくはこちら
古民家リフォーム・リノベーションの
メリット
まずは、北陸の古民家ならではのリフォーム・リノベーションのメリットについて確認しておきましょう。
北陸の伝統的な日本家屋を保存し
住み継ぐことができる
昔ながらの住まいにしかない、古き良き日本の独特の趣があるのが、古民家の魅力です。
北陸の古民家は独特の文化を形成していることも多いのです。
家を支える柱や梁がむき出しになっていることも多く、年数を経て独特の色味や質感を持つようになった太い木を生かすことで、古材の風合いを生かしたリフォーム・リノベーション後も和モダンな雰囲気を演出しやすくなります。
吹き抜け・土間・縁側といった、古民家ならではの味わい深い空間を残しながら、リフォームしたいですね。
強度があり、
古材などは資源保護にもなる
古民家の柱や梁といった材料には、ケヤキやクリ、サクラ、ヒノキなど目が詰み堅く、シロアリに食べられにくい材が使われます。古民家が何百年と住み続けることができるのは、こんな強い柱のおかげでもあります。この古材、強度が落ちるまでにヒノキは1200年以上、ケヤキは800年以上と言われています。このことから、たくさんの古材が使われている古民家は、基礎の土台がしっかりした伝統的建造物と呼べるでしょう。
また、現在ではこのような古民家の古材と呼ばれる柱や梁はかなり入手困難なため、歴史ある建物や建材をそのまま残すことが資源の保護にも繋がります。
固定資産税が軽減できる
固定資産税は、家や土地を所有している人が必ず納めなければならない税金です。税率は、自治体によって自由に決められますが、多くの自治体が標準税額の1.4%を採用しています。
この税率による固定資産税の一般的な計算式は、固定資産評価額(課税標準額)×税率(標準税率:1.4%)
固定資産評価額とは、自治体が定めた基準に基づいて評価した家や土地の価値のこと。したがって、家の購入額がそのまま評価額とはならず、さまざまな控除や特例が適用されて算出されます。この評価額に1.4%の税率をかけた数が、固定資産税となります。
例えば、固定資産評価額が3,000万だった場合は、3,000万円×1.4%=固定資産税42万円となるわけです。
固定資産評価額は、築年数に応じて減額する仕組みになっています。これを経年減価補正といいます。
経年減価補正は、築年数が古ければ古いほど減額され、築25年になると最低水準の0.2にまで下がります。つまり、築25年以上の家に関しては、新築時の固定資産税よりも8割安くなるのです。
古民家は、築年数50年以上たった家をさします。したがって、ほとんどの古民家の固定資産評価額は0.2になるといって言いでしょう。固定資産税も非常に安くなります。
そのため、既存の家をリノベーションすると、新築に建て替えることに比べて税金を軽減できるというメリットがあります。
ただし、自治体によって、固定資産税の解釈は細かく異なるため、増築したい場合には注意が必要です。
特に築年数の古い住宅は、増築の許可自体が下りないことも多いです。まずは増築を行う前に、該当する自治体の窓口で相談してみてください。
なお、増築せずに部屋を増やしたい場合は、間取り変更リフォームを検討することをおすすめします。
古民家リフォーム・リノベーションの
デメリット
一方で、古民家のリフォーム・リノベーションをする際には、以下のような点に配慮する必要があります。
耐震性が低い場合がある
昔から地震が多かった日本の家屋は、あえて壁や柱や梁の接合部分を変形させて、地震の時に全体にかかる揺れを吸収できるように造られています。
しかし、古民家が建てられた時と、現在とでは、住宅の耐震基準が大きく異なります。
また建築物は、目には見えないところが劣化・破損している場合もあります。
できれば住宅診断を受け、建物の状態に合わせて補強工事を行いましょう。
断熱性が低い
古民家は本来、風通しの良さを重視して造られています。なぜでしょうか?
これは日本特有の湿度の高い気候が関係しています。柱や壁などの重要な構造体がカビに浸食されたり腐食したりすることを防ぐためです。
この風通しのよさにより、湿気が家の中にこもることがありません。夏は快適ですね。ただし、冬は風通しがいいので、寒い空間になってしまいます。ここは現在の住宅性能と比べると格段に差が出る状態になっています。
他にもこの風通しのよさは、床下に常に風が通ることで土台の腐食も防ぎ、厳しい気候の変動にも長年耐えることができています。
昔は囲炉裏や火鉢などを用い、比較的狭い範囲を温める暖のとり方をしていました。しかし、現代はエアコンやストーブなど、空間全体の空気を暖める暖房が多く使われています。天井が高く、広さもある古民家では空間を温めるという構造になっていないため、そのままだとこれらの暖房器具は不向きであり、電気や燃料などを使用するのにも、とても非効率な環境なのです。無駄なエネルギーを抑え、家の中の寒さを改善するためには、断熱リフォームが必要でしょう。
予想よりも費用がかかることが
ある
建て替えに比べてコストがかかりにくいというメリットがある反面、予想していたよりも工事費用が必要になってしまう傾向があることも、古民家リフォーム・リノベーションの注意点です。
希少価値のある材料が使われているという魅力がある一方、材料にこだわり出すと高額になってしまいます。
特に構造部分も工事をする必要がある場合や、リノベーションをする範囲が広い時は、廃材処分費もかさんでしまいます。
また、工事を開始してから、床・壁の下地の劣化を発見し、追加工事が発生することもあります。
高齢の方が暮らす場合には、バリアフリー工事が必要になることも多いです。
リノベーションをして古民家に住むためには、計画的に余裕を持って予算を組むように心がけましょう。
北陸の古民家の歴史と特徴
今も残る伝統建築の民家の中に、その家族の歴史そして「物語」が存在します。
そんな「地域の宝を残し伝える」のも、私たちの使命です。
北陸の古民家の分布と背景
「地域の宝を残し伝える」
民家にはその土地に根差した歴史がある。
史跡として残っている民家には、その土地の繁栄を示した建築物が多い。
特に北陸においては、金沢は前田藩士時代からの建築様式や伝統文化、小松は繊維産業、加賀大聖寺は10万石文化。海運の文化象徴である北前船によって栄えた加賀橋立や福井三国町、人々の陸路であった北国街道沿いの町家の数々といったように北陸には地域の文化や歴史に根付いた建築様式の民家が数々残っている。
また、北陸では特に客をもてなす空間である座敷や茶室、仏間に良質な高級材料や珍奇な材料を使用し風格ある佇まいの空間となっている。
今の時代は女性が社会参画し家族の団欒や家事動線などが住宅設計において重視されている。しかし、明治〜昭和の初期にかけては家づくりにおいては男性の意向が強い時代であり、その家の象徴が家の外観やもてなしの空間を含む「家の構い」であった。
今も残る伝統建築の民家の中に、その家族の歴史そして「物語」が存在する。
永年の家族の営みがその空間でつながっていることが民家再生の醍醐味である。
富山の古民家
富山県の農家住宅は、富山市西部に張り出した呉羽山脈によって二分され、広間Ⅰ型、Ⅱ型の呉東型と広間III型の呉西型に分類することができる。特殊な型として、合掌造りとして知られる五箇山型と氷見地方に分布する氷見型がある。
呉東型の広間I型はワクノウチとも呼ばれるヒロマを6本柱が囲み、中央部の柱はカミダイコク・シモダイコクと呼ばれ、それに架かるウシ梁(ウシギ)、6本柱を水平方向に緊結する指物(ヒラモン)が基本構造である。
広間II型は広間I型を基に裏手にオロシと言われる大きな片流れの屋根を吹き下ろす。ヒロマの裏手にはチャノマ・ブツマ・ヒカエノマと呼ばれる僧侶の休息所ができ、ヒロマは4本柱の場合もある。
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広間Ⅰ型
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広間Ⅱ型
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広間Ⅲ型
呉西型の広間II型は、6本柱に囲まれたヒロマを取り巻くように部屋があり、ザシキは平ドコとなる。寄棟屋根と後部に大きな下屋を張り出した平入住宅であったが、昭和初期からは切妻屋根のアズマダチに変わる。大きな住宅はカイニョと呼ばれる杉などの屋敷林が取り囲まれ、散居村として砺波平野に展開し、一大偉観である。
氷見型は架構や屋根勾配が緩いことから能登地方の民家の類型に属すると考えられる。
越前の古民家
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越前Ⅰ型の間取り
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越前Ⅱ型の間取り
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越前Ⅲ型の間取り
昭和23年に起こった福井大地震では多くの民家が損傷したため、この大地震以前から建っている古民家はとても貴重なものである。
福井県の古民家の特徴は、四ツ間(4つの和室)が特に大きいことである。それが戦後急速に普及することによって、福井県全体の住宅規模を押し上げ、富山、石川、新潟の北陸3県に追いつき追い越し、日本一の住宅規模にまで至った。
また、外観も特徴的で、瓦は銀鼠色の越前瓦を使用し、妻には梁と束を直接見せた独特の意匠が現れる。白壁にペンガラ塗りの梁や束が浮き出た真壁作りの素朴で力強い造形は、全国的に見ても最も美しい民家の一つと言ってもよいであろう。
規模の大きさとともに、この意匠の美しさが相まって、越前平野の農村風景をこよなく美しく、特徴あるものにしている。
能登地方の古民家
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能登Ⅰ型の間取り
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能登Ⅱ型の間取り
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能登Ⅲ型の間取り
石川県は富山県とともに日本において最も住宅規模の大きい県であるが、中でも部屋数が多く、発展しているのが能登の古民家である。民家の保存状態も良く、古いしきたりを保った民家が多いという特徴がある。
能登の古民家は地域によって、3つの型に分けられる。
口能登と呼ばれる、七尾市、中能登町羽咋市、羽咋郡に分布するのが、能登Ⅰ型、能登II型である。土間に面して表にヒロマをとり、ヒロマ裏にカッテと寝間を並べ、上手にザシキを加えた形式を基本とする。
対して、奥能登と呼ばれる、穴水町、輪島市、能登町珠洲市に分布するのは、能登Ⅲ型である。表のザシキ2室とプツマとでL字に配置する、鍵座敷(かぎざしき)が特徴である。
また、材料はアテ・カナアテが多く使用されている。独自の成分ヒノキチオールを含んでおり、耐久性が高く、水温にも耐えることが出来る材料である。平成5年から、木材流通の段階で「能登ヒバ」と呼ばれるようになっている。
加賀地方の古民家
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加賀Ⅰ型の間取り
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加賀Ⅱ型の間取り
加賀Ⅰ型は南加賀を中心に南は福井北部から北は津幡町まで広く分布する。表の土間と中央部のヒロマを梁間いっぱいにとり、奥に田の字型四室を配した「ヒロマ型」が基本。
南加賀に於けるヒロマは、能登や他府県のものと比べ大変広いのが特徴。柱、梁、建具にいたるまで漆塗りとし、飴色の輝きを見せる豪壮な空間である。
また、屋根には赤瓦を使うという特徴がある。加賀蓮代寺(小松市)などで、赤褐色瓦が多く普及し、小松瓦と呼ばれ、現在では小松市・加賀市で見られる。赤瓦屋根には棟積瓦の代わりに石棟を用いることが多く、古い形式を伝えている。
能登と加賀の旧国境地方である、かほく市、津幡町北部に分布する、平入り農家を、加賀II型という。間取りはヒロマ型を基本とし、基本構成は妻入りの加賀型とほぼ同様であるが、加賀型は平入りになるため、梁行(奥行き)方向への発達が促されている。そういった点では富山県のヒロマ型と類似している。また、オエのことを石川県東部〜富山県にかけて「ワクノウチ」とも呼ばれる。全体的な屋根形状は2段構成となり、母屋後部に1間あるいはそれ以上の差し掛け屋根を設けることになる。
しかし、加賀II型は、妻入りの加賀I型と平入りの能登型に挟まれた接点に位置する地域であるため、双方からの影響を強く受けており、モデルプランを基本に、多くのバリエーションが見られる。
古民家リフォームで検討すべき
工事のポイント
以上のメリット・デメリットを踏まえた上で、具体的に検討すべき工事について、詳しくご説明していきましょう。
古民家再生のリフォームの
ポイント5つ
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Point01
動線を考えて間取りを変更
古民家は、和室がつながり、部屋と部屋の間は、ふすまや障子で仕切られていることが多いため、個室としては使いにくい間取りがほとんど。リフォームでは生活動線を考え、水まわりの移動や部屋をつなげて広々としたLDKを作るなど、今の暮らし方にあった間取りを考えましょう。
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Point02
梁や柱など、古民家ならではの趣を
インテリアに生かす古民家では、梁や柱など今では手に入りくい貴重な木材を利用している場合があります。長い年月の間に傷んだ梁や柱は交換するか、金物で補強をするなどが必要ですが、古民家のリフォームでは、既存の梁や柱を生かしたデザインにして昔ながらのよさを伝える工夫ができます。
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Point03
これからも安心して住めるように
耐震性能のチェックを耐震性を高めるためには、筋交いを入れたり、耐力壁を増やしたりします。しかし、「伝統工法」で建てられた古民家の場合、地震の揺れに対して一緒に揺れることで、地震の力を受け流すようにできており、地震に対する造りが現在の工法と異なっています。耐震補強については、古民家に詳しい専門家に方法や予算など相談することをおすすめします。また、屋根や土台は、湿気で腐っていたり、柱がシロアリの被害に遭っていることも考えられるので、あわせて確認が必要です。
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Point04
断熱性を高め、温度差の解消を
古民家では、梁や柱など今では手に入りくい貴重な木材を利用している場合があります。長い年月の間に傷んだ梁や柱は交換するか、金物で補強をするなどが必要ですが、古民家のリフォームでは、既存の梁や柱を生かしたデザインにして昔ながらのよさを伝える工夫ができます。
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Point05
段差の解消や
温熱環境のバリアフリーで
安心な住まいにリフォームでは、バリアフリーも考えておきたいもの。家全体の断熱性を高めるのはもちろん、バスルームの断熱や暖房設備の設置など温熱環境にも配慮します。また、親世帯と住む場合には、今は元気でも数十年後のことも考えて、段差の解消や手すりの設置も考える必要があります。また最新設備を上手に取り入れることで、古さと新しさを上手に組み合わせる工夫が暮らしの満足度を高めます。
古民家再生で活用できる
補助金制度に関して
古民家のリフォームは補助金を利用できます。積極的に補助金制度を活用しながら理想のリフォームを実現していきましょう。
国、県、市など自治体の補助金
古民家や空き家のリフォームに補助金を出す自治体があります。地方再生のために移住者呼び込みの材料として出しているところもあれば、子育て世帯向けの補助金、古民家や空き家のリフォームを対象とした補助金など多種多様です。
利用できる補助金はお住いの自治体または喜多ハウジングにお問い合わせください。
喜多ハウジングでは補助金代行サービスを行っております。
補助金代行サービス
国・県・市等のありとあらゆる補助金、助成金制度のお手伝いをいたします。常に最新情報を入手し、お客様にとって一番有利な補助事業等を選択し、ご提案します。
面倒なお手続きのお手伝いをしますので、ご安心ください。
古民家再生に強い
喜多ハウジングの強み
地元力
北陸三県の古民家を熟知
研究している
古民家再生リフォーム実績No.1の喜多ハウジングでは、北陸三県の古民家を熟知しています。
一口に古民家といってもさまざまなタイプがあり、金沢には前田藩士時代からの武士系住宅や金沢町家、南加賀地域には大規模な農家住宅である加賀Ⅰ型、繊維産業で栄えた小松町家というように、建築様式はそれぞれ微妙に異なります。金沢町家に小松町家の様式を取り入れると、ちぐはぐになってしまうなど、古民家を研究しているからこそ判断できる事があります。
喜多ハウジング社内に地域建築研究会をつくり、それぞれの古民家のタイプに合ったリフォーム提案ができるように勉強を日々重ねています。そうした努力が実り、地域になじんだ外観、こだわりの建具やインテリアが施された喜多ハウジングならではの古民家再生リフォームがご提供できるようになりました。
また、北陸ならではの地域の伝統工芸も大切にしています。九谷焼、珠洲焼、二俣和紙、加賀友禅、山中漆器、金箔などを建材やインテリアにどう活用できるか模索し、空間に取り入れるようにいたしました。これによりさらに、古民家や町家の風情を生かしたリフォーム提案をすることができるようになりました。
古民家再生においてもう一つ。重要な要素として快適さがあります。
古い家は現在の住宅に比べ、断熱性が低いことが多くあります。我慢して生活するのではなく、快適な古民家再生リフォームをご提供いたします。
これも、北陸の古民家を熟知しているからこそご提案できる喜多ハウジングの強みでもあります。
北陸三県No.1実績
リフォームコンクール39年連続受賞
喜多ハウジングはこれまでに培ってきた確かな実績、豊富な経験に基づき、様々な面からお客様のリフォームをサポートさせていただいております。より安全で安心できる古民家再生リフォームをご提供させていただきます。
そうやって取り組んできた結果は、様々なリフォームコンクールで受賞するほどの実績を得るまでになりました。
全国リフォームデザインコンクールで
連続受賞!
住まいのリフォームコンクール、TDYリモデルスマイル作品コンテスト、
日本住宅リフォーム産業協会デザインコンテスト、いしかわエコリビング賞・・・など
全国の有名リフォームコンクールで受賞実績があります!
住まいのリフォームコンクール(後援:国土交通省・経済産業省)
リフォームに携わる者なら一度は目指したことがあるだろう歴史ある大きなコンクールです。
TDYリモデルスマイル作品
コンテスト
応募総数はなんと、例年3,000作品を超える大きなコンテストです。
お客様が抱えている悩みを解決し、憧れの暮らしを実現するために、どのようなプランをご提案し、リモデルを行ったのか”ストーリー”で応募されます。
日本住宅リフォーム産業協会
デザインコンテスト
リフォーム会社の中では、日本で最大数の組織からなる団体が主催のコンテストです。
お客様満足・コンクール受賞を支える
デザインチーム
あなたの夢にチームでお答えします!
キタデザインチーム
喜多ハウジングでは、女性中心のキタデザインチームがチームで検討会を行い、設計をご提案します。
お客様も十人十色。デザイナーも十人十色です。お客様にぴったりな設計がきっと見つかります。
プラン検討会を実施
建築士目線…女性が中心の家事動線…ファイナンシャルプランナーの将来構想等、キタデザインチーム数名のチームでプラン検討会を実施。あらゆる角度から設計提案を行います。
税金・資産のアドバイス
保険関係や金融機関の方たちが持つ、ファイナンシャルプランナーの免許を持つ建築士が税金対策やローン等のアドバイスをさせていただきます。
有資格者がご提案
もちろん、建築士の免許を取得し、長期荷重・短期荷重の対策、通風、採光計画、又、福祉住環境コーディネーターがバリアフリーについてのご提案もしております。
古民家再生リフォームの技術力
3つの診断
性能診断・長期荷重診断・耐震診断
喜多ハウジングでは3つの診断を行います。
なぜならば、大切な古民家の状況をしっかり診断することで正しい古民家再生リフォームがご提案できるからです。
そもそも、古民家は伝統構法で建てられており、在来工法の建築物と構造が全く異なっているからです。
1.性能診断
お住まいを長く安心して保つために、単に悪いところを調査するのではなく、建てられた当時と、現在の施工基準を満たしているのかどうかを診断します。
また、老朽化をもちろんのこと、性能が低下している原因を追求し、性能向上の改善を目的としています。同時に温熱診断も行います。
<温熱診断>
サーモグラフで壁面や床面の温度を見る事で、断熱材の施工状況を知る事ができます。
2.長期荷重診断
365日、毎日住まいにかかる鉛直加重。家全体、1階と2階の間取りから、柱と壁のバランスが取れているかどうか、現状のお住まいのバランスを診断します。
喜多ハウジングの基準では、柱は50%以上、壁は60%以上、差異は10%以内にと定めています。
3.耐震診断
長期荷重とは違い、短期にかかる荷重で、いわゆる地震や風圧等に耐えうるかどうかの、一般耐震診断を行います。伝統工法は、限界耐力計算を行います。
<限界耐力計算>
耐力計算によって、既存の壁、柱などを調べ、どこにどのような工事を施すかをプランしてご提案します。
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…既存 土壁
…既存 垂れ壁
…新設 荒壁パネル
…石場建て工事 -
新しく、荒壁パネル、石場建て工事が必要な部分を記載しています。
喜多ハウジングのSDGs宣言
持続可能な開発目標「SDGs」とは
持続可能な開発目標(SDGs)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
17のゴール・169のターゲット・232のインディケーターから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
喜多ハウジング株式会社は、この理念ならびに目標に賛同し、事業を通じてその実現に貢献していきます。
お客様やパートナー様、私たちにできることを考え、真摯に取り組んでいきます。
喜多ハウジングの重点項目
我社は、17の目標の中から
7つの目標に取り組んでいます
古民家再生リフォームに役立つ情報
古民家再生リフォーム実績北陸No.1の喜多ハウジングが厳選した資料をプレゼントいたします。
古民家再生モデルハウスを見学
古民家再生リフォームを実際に体感されたい方、古民家再生モデルハウスを見学してみませんか?
お申し込みは古民家再生モデルハウスページから。
古民家再生に関するまとめ
ここまで古民家のリフォーム・リノベーションの事例や費用について解説してきました。
「やはりリフォーム費用は少し高いな」と考えている方は補助金の制度を確認することをおすすめします。また、実際にリフォームを検討している人は「喜多ハウジングの住宅診断」をご利用ください。
古民家のリフォームは、住宅としての利用以外にもカフェをオープンする際など幅広い用途で活用されています。古民家再生実績が豊富な喜多ハウジングに是非ご相談ください。