【福井のリノベーション】平屋住宅の魅力 メリット・デメリット
福井にお住まいの皆様へ、リノベーションやリフォームのポイントをご紹介します。
平屋住宅とは一軒家を平らにした、1階建ての住まいのことです。一時期流行しましたが、最近はまた注目を集めているようです。
平屋住宅の良い点は、家族の状況が分かりやすい、子供や高齢者に優しいなど、暮らしやすい環境を提供してくれることです。
一方、広い土地が必要になる、風通しが悪くなる、防犯面が心配といったデメリットも存在します。
こちらの記事では、平屋住宅のメリット・デメリットを詳しくご紹介し、失敗しないポイントをお伝えします。
福井で平屋住宅を建てたい方は、ぜひご参考されてみてください。
平屋住宅の魅力
平屋住宅の魅力は何と言っても、シンプルながらもおしゃれ、デザイン性が高いという点です。
一階建てでワンフロアに生活に必要な設備が揃っているので、移動が楽だったり、バリアフリー、光熱費を削減できるなどの特長があります。
喜多ハウジングが建てさせていただいた、福井の平屋住宅の施工実例はこちらです。
福井市 F様 減改築リフォーム
我が人生にスキマなし ～高気密高断熱の家で始める第二章～
長期優良住宅化推進事業の補助金を活用し、耐震性、断熱性など工事費がかかる部分での負担を軽減させた上で性能を向上させました。
新築同等レベルの高断熱高気密を確保。平屋とし耐震性もUPしました。
坂井市 K様 増改築リフォーム
3坪の空間で変わる家族の生活
新たに2階を作ることは予算的に難しく、平屋に比べ耐震性が劣るという悩みに対し、1階の増築3坪のみで必要なスペースを確保することをご提案。
廊下は極力減らしその分の面積を居室として利用することで、２LKから３LDKに。
築浅ということもあり、LDKは元の間取りを活かしながらダイニングとファミリ―クローゼットを確保し、コスト面も考慮。
最低限での増築で、広さと快適さを実現させました。
福井市 Y様 平屋リフォーム
2階への上り下りがなくなり、１階だけで生活できるので、大変暮らしやすくなりました
20年後には80代になる施主が、築60年の家に住むことになる為、終活の一環として平屋にすることを提案しました。
また、耐震性・断熱性を高めることで、長期優良住宅の認定を受け、維持管理にも配慮した住まい計画となっています。
施主の要望で、住み慣れた間取りを大幅に変えずに、使い勝手を改善しているところもポイントです。
【福井のリノベーション】平屋住宅のメリットとデメリット
ここからは、平屋住宅のメリットとデメリットを詳しく説明します。
平屋住宅のメリット
広い空間を確保
平屋住宅はすべての部屋が1階に配置されているため、2階建て住宅よりも広い空間・一体型の空間を確保することができます。
家族の人数が多い方や、趣味や仕事に広いスペースを必要とする方に適しています。
生活動線が短くて済むため、家事や育児が楽
部屋が全て1階に配置されていると、家事や育児の際に階段の上り下りをする必要がありません。
そのため家事が楽になり、育児もしやすいです。
バリアフリーで、小さなお子様やお年寄りのいる家庭に最適
平屋住宅は階段がないため、小さなお子様やお年寄りでも安全に移動することができます。
移動の負担が少ないので、車椅子や介護用ベッドを使用している方にも適しています。
構造が単純で、地震や台風に強い
平屋住宅は2階建て住宅よりも構造が単純なため、地震や台風に強いです。2階建て住宅よりも重量が大きいため、地震の揺れに強く耐震性が高いと言えます。
もちろん、平屋住宅がどの様な仕様でも地震に強いと言う訳ではありません。
耐震等級3以上の構造で建てたり、耐力壁を多く配置したりすることで、地震に強い平屋住宅を実現することができます。
平屋住宅を建てる際には、地震に強い構造で建てるようにし、地震保険に加入しておくことも大切です。
光熱費・メンテナンス費用削減
平屋住宅はメンテナンス費用や光熱費が抑えられる傾向があります。これは平屋住宅は2階建て住宅よりも部屋数が少ない場合が多い、総面積が小さいためです。
平屋住宅は2階建て住宅よりも断熱性能が高いため、夏は涼しく、冬は暖かくなりやすいです。冷暖房の使用量が少なく、光熱費を抑えることができます。
また、平屋住宅は2階建て住宅よりも階段がないので、階段の掃除や修理などのメンテナンス費用がかかりません。
外壁塗装をする際も、単純に外壁面積が少なければ塗装費用、足場費用を削減できます。
費用が抑えられる分、住宅の健康状態を維持するには、定期的にメンテナンスをしましょう。
平屋住宅のデメリット
広い敷地が必要になる
平屋住宅は2階建て住宅よりも広い敷地が必要になります。狭小の土地や三角形、傾斜地に建てたい方には不向きです。
固定資産税が高くなる
これは、平屋住宅は2階建て住宅よりも資産価値が高いと評価されるためです。
また、平屋住宅は2階建て住宅よりも土地を広く必要とするため、その分固定資産税が高くなります。
平屋住宅を建てる際には、資産価値が低い土地に建てたり、シンプルな構造で建てたりすることで、固定資産税を抑えることができます。
日当たりや風通しが悪くなる
平屋住宅は2階建て住宅よりも、日当たりや風通しが悪くなる場合があります。
平屋住宅は2階建て住宅よりも屋根の面積が大きく、周囲の建物に囲まれていることが多いので、天窓を設置するなど工夫が必要です。
外部からの視線が入りやすく、プライバシーを守りにくい
1階にリビングや寝室、水まわりなどすべての設備があるので、外部からの視線が入りやすく、プライバシーが守りにくい場合があります。
住宅地や道路に面した場所に平屋住宅を建てる場合は、この点に注意し、目隠しフェンスなどを設置しましょう。
平屋住宅にリノベーションすることで、バリアフリーになる、家事や育児の動線が楽になるなど多くのメリットがあります。
しかし、広い敷地が必要になる、固定資産税が高くなる、日当たりや風通しが変わる・悪くなるなどのデメリットもあります。
平屋住宅を検討する際には、メリットとデメリットをよく比較検討し、ご自身のライフスタイルに合うかを判断することが大切です。
平屋の住宅づくりはここに注意！失敗しやすいポイント
間取りは十分に検討
平屋住宅はすべての部屋が1階に配置されているため、間取りが重要です。間取りを十分に検討せずに決めてしまうと、後で後悔することになります。
リビングダイニングに隣接した部屋は、料理の臭いや話し声などが気になったり、家族との距離が近いことでプライバシーを確保しにくくなってしまうことも...。
実際に住んだ時の家族の動きや暮らし方をシミュレーションし、リノベーション後の間取りを決めるようにしましょう。
建築業者選びは慎重に
平屋住宅を建てる際には、建築業者選びが重要です。信頼できる建築業者を選ばないと、後でトラブルが発生する可能性があります。
例えば、工期が遅れる、品質が悪い、費用がかかるなどの問題が発生する可能性があります。
業者選びはその会社のホームページや施工事例、口コミなどを確認しましょう。
平屋住宅は、バリアフリーで、家事や育児が楽になるなど、多くのメリットがあるリノベーションです。
また、間取りや外観、内装、機能性など、さまざまな面でこだわることができるため、 ワンランク上のおしゃれな平屋を実現することができます。
喜多ハウジングでは、福井のお客様が安心・安全に暮らし続けられる基本性能、その上で理想をしっかりカタチにする家づくりをしています。
福井でリノベーションやリフォーム、平屋住宅をご検討中の方は、喜多ハウジングにご相談くださいませ。
2階から平屋への専門店サイトもご用意しております。こちらもぜひご覧くださいませ。
